野田財務相の会見受け円高加速15年振り84.20円


4日欧州外為市場の円相場は野田佳彦財務相が24日夕の会見で、円高について「一方向に偏った動き」や為替介入について「コメントしない」と発言。日本の通貨当局による円高対策などの警戒が和らぎ、円買いが加速、84.20円近辺と、1995年6月30日以来約15年ぶりの円高・ドル安水準まで上昇している。



株価続落、円買いドル買い活発化=24日欧州外為

欧州市場序盤の取引では、欧州株やダウ平均先物が下げ幅を広げる中で、リスク回避のドル買い円買いが進行、クロス円が圧迫された。更に、注目の野田財務相会見では市場介入に踏み込んだ発言は伝わらず。円買いが一段と加速した。ユーロ/円は107円台割れに観測されていた大量のストップロス注文を巻き込んで106円台前半へ下値を広げて約9年ぶり安値を更新、ポンド/円も130円台を割り込んでいる。(マーケットウィン24より)



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夕方からの財務相の会見は、場にいた人ならかなり注目だったと思います。しかし、蓋を開けてみれば具体的な話は何もなく、いつもと同じ注視している発言や、介入コメントはしない等、逆に日に油を注ぐような展開になり円高進行。

本当に策が無いのでしょうかね。何ともお粗末です。会見しないほうがよかったんじゃないでしょうか。


東証の社長も、しっかり介入するって言えとコメントしてましたね。
それだけで実際の意味があろうとなかろうと市場は少しでも落ち着きを見せると思いますけどねぇ。


84円を割ってしまうとまた一段下がるような気がします。あまり進んでしまうといろんな運用のお金も消えていってしまうんでは?日本は大丈夫でしょうか〜。