昨日のロイターの記事になるのですが、少し引用。


15日の大規模介入は、「輸入企業への売り場提供」(都銀)だったとの見方が大勢。ということです。

ドル/円を15年ぶり円高水準の82円から85円後半まで押し上げ、多くの企業が想定レートとしている90円に少しでも近付けることで「90円とは言わな いまでも、それに多少近い水準で円を手当てさせ、企業業績や株価の大幅下振れを防ぐとともに、政府も国内産業界からの非難を回避する」(邦銀)狙いがあっ たのではないかとの指摘が複数出ている。

それだけに、多くの企業が中間決算を迎える9月期末の為替レートの行方には、市場関係者も強い関心を寄せている。しかし、大規模介入実施後の15日以降、 ドル/円は介入観測が下支えとなっているものの、じりじりとした下落基調は変わらず。24日の海外市場では一時84.12円と15年ぶり安値まで1円強に 迫った。市場関係者の間には「中間期末のレートが大幅円高に振れるようなら、何のために(介入を)始めたのか分からない」(別の都銀)との声さえある。(詳細記事)




たしかに、今ジリジリと円高に向かっていては、9月末で中間決算を迎える多くの企業には、何の為の介入だったのかということになりますね。ただの非難回避であっただけなのか、このままの流れでいくと、84円割れはもうそこまできている感じですから、ここで支えるスタンスだけなのか、上記の通り、少しでも90円というレートまで近づけて、企業業績の下ブレを防ぐ介入に動くのか、注目されます。

ただしドル安の長期化、クロス円の買い疲れによる円買いリスク等で身動きが取れなくなっていう状態だと、記事の詳細に載っておりました。

たしかにクロス円は介入時から高値を維持していますから、決済に動く方が多いと思います。
チャートを見ても高値維持ではあるものの、抜け切れずいつでも反落オッケーです!という怖い形ではあります。中期的には支持線等チャートはいい形になったので、買い方向でよさそうですが、短期の動きは一発反落に注意したいところですね。





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