あっという間にドル円は前回の介入ポイントを下抜け、82.11あたりまで下落しました。

承知の通りでしょうが、今回は円高というよりも【ドル安】。

現に、クロス円はユーロドルなど高値を取ってきており、ユーロドルや豪ドルドルなど高値を更新していることもあって、一重に円高というくくりはできなくなっています。ここが政府の介入スタンスを鈍らせているのかもしれません。


G7があっても関係ないとのコメントが出ていますが、前回の介入ラインでは、介入が行われなかったことで、上値はいっそう重くなっていますが、短期的には売られすぎは顕著で、夜は雇用統計ということもあり、今夜は大きく動く可能性があります。ドルの買い戻しにも注意が必要です。ただ反発したら売られることでしょうけどね・・。


ユーロドルは、1.4をつけてからようやく足踏み。トリシェ総裁からも若干口先のけん制が入りました。ドルが買われれば少し調整パターンになりそうです。豪ドルも同じく。チャートはしばらく押し目買い方向は変わらないでしょう。




そろそろドルも終わったかという記事が出てきています。60円割れなんて予想も出てきました。

ドルが圧倒的に強い通貨でなくなってきたのは確かです。

根拠として、1995年に1ドル=79.75円を記録した時の米消費者物価指数(CPI)を100とすると、現在の米CPIは140。それに対して、日本の同期間の CPIは、ほぼ横ばいだ。つまり、95年の「1ドル=79.75円」は、現在の価値に換算すれば「1ドル=57円」に等しい、というのがその理由だ。(J-CASTより引用)



円高が進んでくると、必ずこういった記事は出てきますが、もしも歴史の変わり目であるのならば、あながち・・ではないかもしれません。ドル円は350円だったのですから。


急に起こる話ではありませんが、どんどん100円が遠のいていっているのは確かですね。


介入によってトレンドが変わったという過去は今までにもないようです。時を待つしかないでしょう。80円まではトレンドライン以外にサポートらしいサポートは無いようです。割り込めば一旦そろそろ感がでてくるかもしれません。

と、いうことで介入が入った反発は、絶好の売り場となる可能性が高いということですかね。大きなレジスタンスになってきている、84円、抜けても85円半ば〜86円という大きなレジスタンスが待っていますから、ドル円 の復活は容易ではないでしょう。


しっかり日柄調整して、せめて90円くらいまでの反発は見込みたいですね^^





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